【北名古屋】創業60年の鋳物工場へ撮影同行。失われゆく技術をホームページで伝える責任

現在、北名古屋市内で創業60年続く鋳物工場様のホームページリニューアルプロジェクトが進行中です。
先日、サイトに使用する写真撮影のために、実際の製造現場へ同行させていただきました。

金型を手籠め（てごめ）と呼ばれる昔ながらの方法で、水・粘土・砂だけを使って一つひとつ手作りし、さらに製品が美しく仕上がるよう塗型という丁寧な塗装作業を施す。

こうした工程のほとんどを手作業で行う鋳物工場さんは、今の日本では本当に数が少ないそうです。

とくに手籠めができる職人さんは現在70代で、「日本でももう5人ほどしかいないのでは」と三代目の社長がお話しされていました。

撮影中に社長から様々なお話を伺ったのですが、一見するとアナログに見えるこの作業を心から誇りにし、大切に守り続けている姿勢がとても印象的でした。

自分が生まれ育った街に、こんなにも素晴らしい技術を受け継ぐ職人さんがいて、その魅力をホームページで届けるお手伝いができること——
本当に光栄で、胸が熱くなる時間でした。

知らなかった世界に触れ、職人さんの技や想いに直接ふれられること。これこそが、この仕事の醍醐味だなと改めて感じた1日でした。

かっこいい写真もたくさん撮れました。
単に綺麗なホームページを作るのではなく、こうした「職人の想い」や「企業の歴史」を正しく翻訳してWebに乗せることが、リンクウェブの使命だと感じています。

社名はまだ公開できませんが、北名古屋のモノづくりを支える素晴らしいサイトになる予定です。 1月の公開を楽しみにお待ちください。